【相撲】斎藤大輔の出身や高校は?身長体重・経歴などプロフィールまとめ!
不祥事続きの角界に、新たなる希望が誕生しそうです!
八角部屋に埼玉栄高校の3年生・斎藤大輔(さいとうだいすけ)さんが、入門することが発表されました。
不祥事続きの角界、日本人力士の活躍不足の中、才能ある日本人力士の誕生に期待がかかります!
斎藤大輔プロフィール
名前:斎藤 大輔(さいとう だいすけ)
生年月日:2001年 18歳(2019年2月現在)
出身:山形県酒田市
高校:埼玉栄高校
実績:山形・酒田一中学で全国大会を制覇
強豪・埼玉栄高校に進学
2018年(高3)インターハイ 高校横綱
国体少年個人も優勝
個人タイトルは高校横綱を含めた“5冠”
2018年12月2日(日)には、高校生でただ一人、全日本選手権に出場しています。
「優勝を目指していた」という斎藤大輔さんは、決勝トーナメント進出の懸かった予選・最終試合で、果敢に攻め込んでいきましたが、惜しくも逆転負けしました。
全日本選手権が高校最後の大会になった斎藤大輔さんは、「この経験を次の相撲につなげていきたい」と前向きにコメントを残しています。
中学時代は本当に子供だったという斎藤大輔さん。
斎藤大輔さんはヤンチャな男の子だったそうで、高校に入学した頃も、まだまだヤンチャ坊主だったため、高校の先生方には迷惑ばかりかけていたそうです。
しかし、相撲部で2年生・3年生と学年が上がると、責任感のある生徒に成長し、後輩の面倒をよく見る先輩になっていきました。
埼玉栄高校の相撲部・山田監督は、そんな斎藤大輔さんを見ていて、大学進学して教員になってもいいかもしれない、と思っていたそうです。
それでも相撲界を選んだ斎藤大輔さん。
相撲界に日本人スターが誕生するのではないかと、期待が高まっています。
斎藤大輔の身長・体重は?
身長は190cm、体重は135kgという、恵まれた体格の斎藤大輔さん。
190cmは大きいですね!
手足が非常に長いです
これは、角界ではどのくらい恵まれた体格なのでしょうか。
北勝海(八角):181cm、150kg
千代の富士 :183cm、126kg
朝青龍 :184cm、154kg
貴乃花光司 :185cm、161kg(現役時)
日馬富士 :186cm、137kg(現役時)
大鵬 :187cm、153kg
白鳳 :192cm、155kg
<欧州力士>
黒海 :190cm、156kg
琴欧洲 :203cm、157kg
欧州力士はやはり身長が高く、琴欧州関に至っては203cmという高身長。
こうして見ると、モンゴル出身の白鳳関は身長が高いですね!
八角親方は181cmと、あまり大きくないようです。
あまり大きくないとはいえ、180cm超ばかりが集まる角界。
そんな中でも、白鳳関など欧州力士と互角の身長、190cmを誇る斎藤大輔さん。
130kgという体格も恵まれています。
もちろん、現役力士の方が大柄ですが、それは部屋に入門して、食べたり鍛えているからなので、これからプロになるべく肉体を作るには、斎藤大輔さんは十分有利な体型です。
高校は埼玉栄!OBはこんな力士が
埼玉栄高校の・斎藤大輔さん。
埼玉栄高校といえば、相撲部の強豪です。
現役力士にも、埼玉栄高OBがたくさんいます。
大関・豪栄道(境川部屋)や、関脇・貴景勝(千賀ノ浦部屋)、春場所での新三役が濃厚とされている北勝富士(八角部屋)などです。
斎藤大輔さんも、彼らOBの後に続いて活躍できるでしょうか。
斎藤大輔さんの得意技!身体能力が高い!
斎藤大輔さんの身体能力の高さが、話題になっています。
190cm、130kgの巨体で、50メートル走を6秒台で走る斎藤大輔さん。
その卓越した運動神経から、将来を期待されています。
そんな斎藤大輔さんの、相撲の得意は「突き押しからの左四つ」だそうです。
「突き押しからの左四つ」とは、どんな技なのでしょうか。
「突き押し」とは、立ち合い(試合の開始)からとにかく、押す、突くこと。
「左四つ」とは、左手で下手を取り、右手が上手を取る形のことです。これが得意な力士の多くは利き腕です。
(下手を取る=相手の脇の下に腕を入れること。相手が上手を取りづらくなり、取れたとしても切りやすくなる)
最初にガンガン押して、相手のまわしを、左手で深く取る、ということですね。
体格が恵まれているので、突き押しは強そうですし、腕が長いので、相手のまわしを取りやすそうです。
八角部屋入門!部屋の特徴と出会い
斎藤大輔さんの八角部屋入門に、埼玉栄高校・相撲部の山田監督は
「上手の形は高校生では飛び抜けた存在」
と、評価しながらも、
「プロは甘くない世界。ゼロからの出発」
プロの厳しい世界へ入る斎藤大輔さんに、厳しいコメントも寄せています。
そんな斎藤大輔さんと八角親方(元横綱・北勝海)との出会いは「わんぱく相撲」でした。
斎藤大輔さんは山形県酒田市から上京して、東京の両国・国技館付近にある八角部屋へ宿泊したのが最初でした。
2018年インターハイの後には、斎藤大輔さんと八角親方は再び会います。
その時の様子について、斎藤大輔さんは
「一緒に頑張ろうと声をかけていただきました。師匠について行こうと思いました」
と、八角親方にスカウトされたことを明かしています。
2019年の春場所(3月10日初日、エディオンアリーナ大阪)で、斎藤大輔さんは新弟子検査を受検することになっています。
いよいよプロ入りですね!
斎藤大輔さん活躍の可能性は?
高身長、大柄、手足も長くて身体能力も高いという、才能アリの斎藤大輔さん。
日本人力士として、プロでの活躍・花形となることが期待されていますが、はたして大相撲で活躍できるのでしょうか。
高校での相撲の映像を見ていると、現在の斎藤大輔さんの相撲は、
・立ち合いが悪い
・足が長いので、今のままの腰高の相撲だと、プロでは通用しない
・力と体格・身体能力の才能で勝っている感が否めない
という印象が見受けられます。
今後はプロと立ち合い続けることになるので、アマチュア相手の今のままではプロでは通用しません。
今後、八角部屋でどのように成長するか、稽古次第で化けるか、この辺りがカギになるでしょう。
このまま相撲がうまくならなければ、いくら才能があっても生き残れないのがプロの世界。
事実、埼玉栄高校の・山田道紀監督も
「プロの力士としての考え方、稽古と生活をしっかりやっていけば、開花してくれると思う」
と会見で発言しています。
さらに八角親方も、
「今後、やるかやらないかだと私は思っている。」
とコメントしています。
そうした、プロの世界の厳しさをにじませながらも、八角親方は
「気は優しくて力持ち。そういう力士になってほしい」
「華のある力士に育ってほしい」
と、期待を込めています。
斎藤大輔さん抱負
斎藤大輔さんが目指す力士は貴景勝(たかけいしょう)だそうです。
大関昇進の期待がかかる貴景勝は、埼玉栄高校のOBです。
2019年の1月場所で貴景勝が使用した化粧まわしは、「埼玉栄」と文字が入れられており、学校から贈られたものでした。
そんな貴景勝は、斎藤大輔さんにとっては、学校の施設でのトレーニングの時に、何度も声をかけてくれる先輩だったそうです。
「貴景勝関が優勝した姿は、自分のこれからにとても大きな原動力になった」
「高校時代のスローガンは“感謝の気持ちと思いやり”。それを大事にして、恩返しできるように頑張っていきたい。(先輩たちに)早く追いつけるようになりたい」
「早く関取になって、埼玉栄、山田(道紀、みちのり)監督、応援してくれる全ての人に恩返しがしたい」
と発言しています。
しかし
「アマとプロは違う」
と、斎藤大輔さん本人も、プロの世界ということへ、甘えた気持ちはない様子。
今後が楽しみです!
まとめ
190cm、13kg、手足も長いバランスの取れた肉体をもつ斎藤大輔さん。
高校生活では、精神面も成長していると山田監督は振り返っていました。
まだまだ立ち合いや技術が甘い斎藤大輔さんですが、身体能力と体格を生かして、稽古にはげみ、八角親方の言うような「花のある力士」に成長してほしいです!