万葉集は恋の歌として有名なの?新元号に使われた部分はどの歌!?

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新しい元号が令和に決定しました。

官房長官の発表で日本中が沸いた新元号の発表!
最初聞いたときは平和に聞こえましたが、令和でしたね。

なんと、初めて万葉集からとったとのこと。

語呂もよく、響きもよくてすばらしい元号だと思います。

かなり大変だったでしょうね決めた方たちは!!

今回、万葉集から引用したといわれる新元号の令和。

いったい万葉集のどの歌から引用したのでしょう?
また、万葉集は恋の歌として有名とは本当でしょうか?

気になったので調べてみました。




万葉集とは?

学校教育で一度は必ず耳にする万葉集という言葉!!

誰もが万葉集って言葉はしってると思います。

ただ、この万葉集を詳しく説明できる人って少ないと思います。

 

まずは、万葉集とはどんなものなのか?を調べてみました。

『万葉集』とは奈良時代末期に編纂された20巻からなる日本最古の和歌集!!

 

4500首あまりの歌が収められおり、奈良時代とそれ以前に詠まれた歌の集大成。

歌人は、額田王、柿本人麻呂、山部赤人、大伴家持!!

天皇や貴族、宮廷歌人が詠まれた歌が多いのですが、それ以外にも作者不詳の防人や農民などさまざまな身分の人の歌も含まれています。

 

最大の特徴は人間性豊かで素朴な表現が多くみられることですね。

 

なんと、新元号に使われたことで早くも売り切れが続出してるそう。

基本的には地域は大和の国なので東京でしょうかねいまでいう。
ただ、全国各地方の歌もはいっており方言で詠まれた歌もあります。

 

7世紀から8世紀の政治や社会を知るうえでの、貴重な史料ですね万葉集は。

 

ただ、今の時代だと詠むの大変かも。

万葉集はすべて漢字で書かれていて、漢文の体制をなしています。

この万葉集が編集された時代はかながなかったんですね~。
そうなると読むのかなり大変ですねこれは。




万葉集の作者って誰??

日本最古の和歌集であることがわかった万葉集!!

作者っていったい誰なのでしょう??

万葉集って一口でいっても、実は100年以上にわたって読まれた歌を和歌集としてまとめたもの。

 

なので、作者というか編集者は一人ではないと思います。
だって、100年以上にわたって詠まれてるんだから。

 

おそらく、それぞれの時代ごとに編集されたものを最後に誰かがまとめたと推測できます。

 

実際に、はっきりと誰が編集したとか作ったというのが限定できないものが多いのが万葉集!

1巻の前半は、持統天皇やその時代に活躍した歌人の柿本人麻呂!
1巻の後半から2巻は、元明天皇や文官の太安万侶(おおのやすまろ)
巻3から巻15と巻16の一部は元正天皇や大伴家持。
そして、それ以降巻20までは大伴家持

これらの人物が編集に関係したといわれています。
最終的に完成させた編者は大伴家持というのが定説。

 

ただ、これには諸説あり不明点も多いことから断定はされていないんのです。
歴史なんてそんなものですよね~。

 

その時代を知ってる人じゃないとわからないし!!

 

万葉集は日本最古の和歌集で、編集者や作者の断定はできないことがわかりました。




万葉集は恋の歌として有名??

日本最古の和歌集である万葉集。

宮廷歌、旅情歌、生活歌、恋の歌、哀愁歌など
壮大な万葉の世界が詠われています。

 

万葉集って恋の歌としては有名みたいです。
どんなところが恋の歌として有名なのでしょう??

 

万葉集には数々の恋の歌があるのです!!

 

その恋・愛の形はさまざまで、その時代を生きた
人たちの心を知る事ができます。

 

いつの時代も恋は歌にされるのですね~

 

どんな歌があったのか、少し紹介をしていきますね!!

万葉集の恋の歌

・君が行き日長くなりぬ山尋ね迎へか行かむ待ちにか待たむ

・君が行き日長くなりぬ山たづの迎へを行かむ待つには待たじ

・後れ居て恋ひつつあらずは追ひ及かむ道の隈廻に標結へ我が背

・嘆きつつますらをのこの恋ふれこそ我が髪結ひの漬ちてぬれけれ

・たけばぬれたかねば長き妹が髪このころ見ぬに掻き入れつらむか

・橘の蔭踏む道の八衢に物をぞ思ふ妹に逢はずして

はい、これですといっても何かいてあるかわからないですよね。
簡単に説明すると、

・一目逢ったあの方が忘れられない・・・
・逢ってなおさら想いがつのる・・・
・別れたばかりなのに、逢いたい・・・
・せめて夢の中だけでもお会いしたい・・・
・どうしてこのごろ逢ってくださらないの・・・
・私から逢いにゆくわ・・・

といった、切ない女心が詠われているのです!!

これは昔に限ったことでなく、今の時代も同じですね。

これ以外にも、

・み空行く月の光にただ一目相見し人の夢にし見ゆる
・夕さらば屋戸開け設けて我れ待たむ夢に相見に来むといふ人を
・うつつには逢ふよしもなしぬばたまの夜の夢にを継ぎて見えこそ
・常ならぬ人国山の秋津野のかきつはたをし夢に見しかも

これは簡単に説明すると

離れていて逢えない相手が自分を思ってくれている状態。
夢に現れてくれる恋しい相手のことを強く思うと、恋しい人が夢に現れてくれる。

 

そんな会えないのあの人にせめて夢で逢いたいという気持ちを
あらわして詠っている詩なんです。

 

なんら、現代人と変わらない気がしてきましたね~。
やっぱり、恋というのはいつの時代も人を悩ませるんですね!!

 

逢いたいだけでなく、結婚を申し込まれたときの気持ちや
別れを書いた詩などもあるのが万葉集。

これが、恋の歌として有名といわれる由縁なんです!

 

ちょっと補足がないと意味が理解しづらいですが、一度読んでみると面白いかも。

 

万葉集の恋の歌は、今で言うカラオケの恋愛ソングみたいなもんなのでしょうね。




新元号に使われた部分はどの歌!?

新元号に用いられた万葉集!

一躍注目を集めることになりましたが、いったいどの和歌から引用したのでしょう。

「令和」の文字を引いたのは、万葉集巻五に収録された梅花の歌の「序」

 

この梅花の歌は32首あり、大伴旅人を中心とするグループが詠んだとされているのです!!

 

この梅花の歌の序の部分に

初春の令月にして、気淑(よ)く風和らぎ、梅は鏡前の粉を披(ひら)き、蘭は珮後(はいご)の香を薫らす

 

とありますが、令月というのはすばらしい月という意味!

「令」には、「令嬢」「令息」といった言葉に使われるように「よい」という意味があります。

 

それに、和を足して令和!!

 

世の中を平和にさせるという穏やかな印象をうけますね。
また、世界が調和され平和が永遠に達成されるというメッセージが込められているようにも見えます。

 

ネット上でも令和については、かなり好印象が見受けられますね。

x.com

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万葉集からとるというのが素敵ですよね!!
いい響きだし。

新元号の令和は5月1日から!
非常に楽しみですね。




最後に

新元号にも用いられた万葉集についてまとめてみました。

恋の歌としても有名な万葉集。

詠んでみると以外が現代とかわっていないというか
どの時代も恋は人を悩ませることがわかりましたね。

世界平和もメッセージに込められており国民にも愛されそうな元号。
非常にいい元号になったなと思います。

万葉集も詠んでみると非常に興味深いかもしれません。
ぜひ、興味のあるかたは読んでみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。




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