梅宮アンナ、乳がん公表「浸潤性小葉がん」ステージ3Aも前向きな姿勢

2024年8月13日、タレントの梅宮アンナ(51歳)は、自身のインスタグラムのライブ配信を通じて、ステージ3Aの乳がんと闘っていることを明らかにしました。診断結果は「浸潤性小葉がん」という希少なタイプのがんであり、がんは右乳房と右腋窩(わきの下)のリンパ節に転移していることが判明しました。

発見から治療開始までの経緯

梅宮さんは、5月下旬に自身の体に異変を感じ、6月中旬に検査を受けた結果、7月上旬にがんであると診断されました。現在は、手術前に行われる抗がん剤治療(術前化学療法)を7月31日から開始しているとのことです。

前向きな心境と家族の影響

彼女は現在の心境について「あまり落胆はしていない。衝撃じゃなかった」と語っています。その理由の一つには、父である故梅宮辰夫さんの影響があるようです。辰夫さんは36歳で最初のがんを発症し、その後も計6度のがん手術を受けていました。また、梅宮さんの叔母2人もがんを経験しており、幼少期からがんと共に生きる父の姿を見ていたため、梅宮さん自身も「いつか自分もなると思っていた」と、心の準備ができていたことを明かしています。

浸潤性小葉がんとは?

浸潤性小葉がんは、乳がんの中でも比較的珍しいタイプで、乳房の小葉から発生し、周囲の組織に浸潤する特徴があります。早期発見が難しい場合もあり、進行が見つかるまでに時間がかかることがあります。

梅宮アンナさんの公表は、多くの人々に対し、がんに対する理解と共感を促すものであり、今後の治療経過にも注目が集まっています。