肌の水分量や油分はどのくらい?増やすには?水を飲むといい?
透明感を左右する、お肌の水分量と油分。
肌の水分量と油分って、どのくらいが理想なのでしょうか。
そして、肌の水分量と油分は、どうやって増やすのでしょうか。
今回は、肌の水分量・油分の増やし方について、みていきます。
肌の理想の油分と水分量はどのくらい?
肌の油分と水分量とは、理想はどのくらいなのでしょう。
「美肌」といわれる、肌の油分と水分量は、
水分8、油分2の割合と言われています。
しかし、実際には、水分が30~40%しかない人が多いといいます。
理想が80%ですから、全然足りてませんね!
30~40%を下回ると、「乾燥している」と感じる人が多いようです。
さらに、水分量が少なくなると、油分が増えてしまう人も。
「インナードライ」と言われるタイプで、実は水分が少なく、乾燥している人です。
肌の水分量はなぜ減ってしまう?
肌の水分量は、なぜ減ってしまうのでしょう。
考えられる原因は、こんな感じ。
①加齢
②紫外線
③スキンケア
①の加齢は、仕方のないことともいえますが、どうしても、ヒアルロン酸やセラミドなどが減っていくため、肌が保てる水分量がどうしても減少してしまいます。
「昔は乾燥肌じゃなかったのに・・・」という人は、加齢が原因かもしれません。
②の紫外線は、「日焼け」のイメージが強いですが、実は肌の乾燥とも深い関係があります。
紫外線が肌にダメージを与えることによって、肌のバリア機能がこわれてしまうのです。
そのため、肌が水分量を保つことができなくなってしまいます。
日焼け止めや日よけは、肌の水分量を保つ意味でも、大事なんです。
そして③の「スキンケア」。
「え?」と思うかもしれませんが、スキンケアのやり方を間違えると、かえって肌をボロボロにしてしまうのです。
顔をごしごしと強くこすったり、洗浄力の強いクレンジングや洗顔料を使い続けるのは、よくありません。
肌に必要な、うるおい成分も皮脂も、一緒に洗い流してしまうからです。
長期的にこれを続けてしまうと、肌のバリア機能が低下していき、肌の水分量を保てなくなってしまいます。
中でも、オイルクレンジング は 肌への負担が大きいとされているので、避けた方がいいでしょう。
洗浄系ではなく、吸着系で落としてくれる洗顔料もおススメです。
クレイ系や、天然成分のクレンジングや洗顔料がいいでしょう。
内側から変えるには?
スキンケアも大事ですが、カラダの中から変わっていくことも重要です。
食生活から、肌の水分量が上がるように変えていきましょう。
中でも、大豆やこんにゃく、牛乳やひじき、わかめなどは、セラミドを多く含んでいるので、肌の水分量を上げるにはオススメです。
さらに、ビタミン・ミネラルも大事です。
特にミネラルは、不足しがちな栄養素なので、しっかり補いましょう。
また、腸内環境と肌は密接に関係しています。
腸内が荒れていれば、肌も荒れるし、腸内環境が正常ならば肌も正常な状態であると言われます。
乳酸菌や発酵食品を多く摂ることも、美肌への秘訣。
同時に、ダイエットにも効果的なので、菌活もオスメです。
話題のプロテインって効果ある?
個人的な体験の話ですが、乳酸菌とタンパク質(豆乳)を、同時に、毎日摂り続けた期間は、肌のコンディションが明らかに変わりました。
「毎日」と「継続」が、なによりも大事です。
習慣にしてしまって、毎日少しずつ、しっかり摂り続けましょう。
タンパク質 がなかなか足りていないな・・・という方は、プロテインなどで摂取するのもいいでしょう。
ただし、動物性のプロテインだと、脂肪分が気になったり、アレルギーの方は不安だと思います。
大豆や枝豆など、植物性プロテインの商品も多くなってきていますので、できるだけ天然のものだけでできているプロテインを選んでみてください。
添加物が入っていると、消化の際に、肝臓に負担がかかりますので、かえって美肌への道を邪魔してしまいます。
ちなみに、1日に必要なタンパク質 の量は、
自分の体重(kg)×体重1kgあたりの【タンパク質・糖質】必要量(g)
と言われています。
運動をせず、ただ日常を過ごすだけの人の場合、1kgあたりのタンパク質 量は0.8gなので、たとえば50kgの人なら、
50kg×0.8g=40g
となります。
運動をする方は、運動の量によって変わってきますが、普通程度ならば0.8~1.1gを掛ける計算で大丈夫です。
まとめ
いかがでしたか?
美肌を目指すには、カラダの内側にしっかり栄養を摂り込んであげて、さらにスキンケアは強すぎないように、がポイントでしたね。
紫外線対策も欠かさずに!
ちょっとタイヘンに感じますが、1つ1つは少しずつでも大丈夫!
気楽に毎日つづけているうちに、カラダは自然と美肌に近づいていってくれるに違いありません。