竹内まりやが40周年でNHK紅白初出演!特別企画とは?
2019年のNHK紅白歌合戦に、特別企画枠で初出場する、歌手の竹内まりやさん。
歌手活動40周年という、竹内まりやさんですが、どんな方なのか、ご存じでしょうか。
そして、NHK紅白歌合戦の「特別企画」とは、どういう枠組みなのでしょうか。
気になる2019年NHK紅白歌合戦の情報を、チェックしていきたいと思います!
竹内まりやプロフィール
名前:竹内 まりや(たけうち まりや)
誕生日:1955年3月20日(64歳)
出身:島根県簸川郡大社町
学歴:慶應義塾大学文学部英文科中退
職業:シンガーソングライター(J-POP)、音楽プロデューサー、作詞家、作曲家
活動:1978年 –
所属:スマイルカンパニー、テンダベリー&ハーヴェスト
旦那は山下達郎さんという、竹内まりやさん。
山下達郎さんは、竹内まりやさんの共同作業者でもあるんです!
実家は1877年創業の老舗旅館、竹野屋旅館で、出雲大社正門前にある、由緒のある旅館なのだそうです!
そんなご実家で生まれ育った竹内まりやさんですが、「世界で通じるように」と父親が「まりや」と名付けたとか。
その名の通り、高等学校在学中に、AFS交換留学制度を使ってアメリカ・イリノイ州のロックフォールズ・タウンシップ・ハイスクールに留学し、さらに高校卒業後は慶應義塾大学文学部の英文学科へ進学しています。
実は語学が堪能だったのですね!
大学で英文科に進んだ竹内まりやさんでしたが、厳しいことで有名な唐須教光ゼミを選考していた竹内まりやさんは、歌手デビューするとブレイクして、音楽活動との両立ができなくなり、留年。のちに退学しています。
デビュー当時はアイドル的な存在だった!
竹内まりやさんとは、現在ではクリスマスソングが一番有名かなと思います。
https://youtu.be/uZQv4z3Wnws
CM起用され、毎年流れているので、「あーこの季節がきたか!」という感じがします。
学生時代にも音楽グループの一員として活動していた竹内まりやさんは、1978年11月25日にシングル『戻っておいで・私の時間』、アルバム『BEGINNING』で、歌手デビューを果たします。
https://youtu.be/8R73VJP-dtk
ちょうどそのころ、芸能界はアイドル不在の時期でした。
そのため、竹内まりやさんがデビューすると、その当初は竹内まりやさんのルックスから、アイドル歌手のような役割を担っていました。
1979年には、シングル『SEPTEMBER』で「第21回日本レコード大賞新人賞を獲得、1980年のシングル『不思議なピーチパイ』がヒットし、一躍有名になります。
『不思議なピーチパイ』は。資生堂の化粧品CMソングともなっていたんですよ!
https://youtu.be/6nvlUJjtg2
竹内まりやさんといえば、シンガーソングライターとして現在では有名ですが、活動を開始した当初は、安井かずみ・加藤和彦夫妻や松本隆さんなどが楽曲提供していました。
しかし、次第に竹内まりやさん自ら作詞・作曲を手がけるようになっていきます。
そして、アレンジャーとして山下達郎さんが現れます。
もともと竹内まりやさんは、山下達郎さんのライブを見に行っていたそうです。
自分がステージを見に行っていた相手が、仕事や人生のパートナーになるとは!
本当に素敵な関係ですよね!
そして、2019年9月のアルバム『Turntable』がチャート1位を獲得し、「昭和・平成・令和」の3時代で1位を獲得した初の女性アーティストという記録を樹立しました!
NHK紅白歌合戦の「特別枠」って?
NHK紅白歌合戦の「特別枠」って、そもそも何なのでしょうか。
「特別枠」とは、いわゆる「サプライズ登場」なのですが、2007年の第58回NHK紅白歌合戦からはNHK公式から設置を発表しています。
このときは、小椋佳(75)さんが美空ひばり(1937-1989)さんの映像に合わせ「愛燦燦」をデュエットするというものでした。
過去にサプライズ枠「特別枠」に出演したことのある歌手は、以下の通り。
2009年:矢沢永吉(70)
2010年、2014年、2017年、2018年:桑田佳祐(63)
2008年:エンヤ(58)
2009年:スーザン・ボイル(58)
2011年:レディー・ガガ(33)
2018年:サラ・ブライトマン(59)
また、「特別枠」というものがなかったときには、こんな超大物も!
1979年:特別出演:美空ひばり、藤山一郎(1911-1993)
1990年:白組・長渕剛(63)、ポール・サイモン(78)
紅組・シンディ・ローパー(66)
1994年:白組、吉田拓郎(73)
NHKが公式に特別枠として発表したアーティストを見てきましたが、実はその前から“特別枠”的な扱いがあったのです。
原型になったともいえる、1979年の美空ひばりさんと藤山一郎さんは、第30回に特別出演し、いわゆる大御所からのお祝い的な意味があったと思います。
他にも伝説的なのは、1990年の長淵剛さん。ベルリンの壁から、なんと20分近くも歌って、演歌の大御所が激怒してしまったというエピソードを持ちます。
破天荒な感じがいいですよね!
さらにアメリカからポール・サイモンとシンディ・ローパーを招致した会もありました。
バブル崩壊の前年なので、超大物でも招致できるだけの資金があったのでしょうね。
今回の竹内まりやさんも、40年の芸歴を持ちながらも、紅白は初出場ですから、やはり「特別枠」はありがたいですね!
なぜ恒例化した?NHK紅白の特別枠
サプライズ枠が、毎年すっかり恒例になって、特別感が薄れている感は否めない「特別枠」ではありますが、大物歌手が出演してくれるのは、視聴者としてもうれしいところですよね。
家族で見ていても、世代を超えてみんなが知っているというのは、やはり大事です。
そういったことが「特別枠」が毎年恒例になっている理由のようですね。
大物にも関わらず、紅白に出たことのない、またはオファーを断り続けているミュージシャンを口説き落とすために作った、という理由もあるのでは?と言われています。
他にも、番組内でイベント感を出すため、とも言われています。
紅白の歌手がただ歌うだけでは、番組にメリハリがなくなってしまいますしね。
スピッツや、米津玄師さんなどに交渉中なのでは?と言われています。
2019年も断られてしまったみたいですが・・・。
でも、「特別枠だろうが何だろうが出ない」という姿勢も、それはそれで姿勢が一貫していて、かっこいいですよね。
2018年の紅白は、すごくごちゃついていて騒がしかったので、そういう雰囲気を嫌がるアーティストは多いと思います。
自身の作風にも関わってきますし、アーティストにとっては、紅白出場も、考えてしまうところなのかもしれません。
特別企画で初出演!竹内まりやは何を歌う?
そうはいっても、竹内まりやさんが出演してくれるのは、とてもうれしいです!
「第70回NHK紅白歌合戦」で初出演する竹内まりやさんは、何を歌うのでしょうか?
竹内まりやさんが2019年紅白で歌うのは『いのちの歌』です。
それにあわせて、視聴者から『いのちの歌』にまつわるあなたのエピソードと写真を募集しています。
選ばれれば、竹内まりやさんのコーナーで紹介されるかも!
竹内まりやさんの『いのちの歌』は、2008年のNHK連続テレビ小説「だんだん」で、主演の三倉茉奈さん・三倉佳奈さんがドラマ内で歌った歌です。
竹内まりやさんは楽曲提供でしたが、、2012年に竹内まりやさん自身がセルフカバーをしています。
なぜ今この曲なのかというと。
家族や友人、そしてもう会えなくなってしまった大切な人たちへ向け「出会えた喜び」と「命への感謝」を歌った歌詞が、この春に道徳の教科書に掲載されました。
また全国で、卒業式や結婚式など人生の節目となるさまざまなイベントで歌われ、“世代をつないでいく大切な歌”として、幅広い世代に愛されています。そこで今回の紅白では、この「いのちの歌」にまつわるエピソードと写真を募集します。
「卒業式で、大切な同級生と一緒に合唱したこと」「ラジオから流れるこの歌に、遠く離れた懐かしい故郷を思い出したこと」「お腹の中にいた生まれてくる子供に口ずさんだこと」「今は亡き大好きなおばあちゃんを思い出したこと」…みなさん、どんな場所で、どんな人と、どんな想いをこの歌に託していらっしゃるのでしょうか…。
大みそか・令和最初の紅白で、みなさんから寄せていただいたエピソードや写真と、竹内まりやの「いのちの歌」がコラボレートし、日本全国のみなさんの“思い”をつないでいきます。
(NHK公式より引用)
いのちの大切さ、本当に再認識したいですよね。
震災や争い、痛ましい事件だけでなく、日々の電車でも、他人を大事にできない人々の多さに、心が痛みます。
他人のことをいうばかりでなく、自分を振り返る、いい機会になることを願っています。
竹内まりやさんコメント
竹内まりやさんからのメッセージ
デビュー40周年のNHK特番「Music & Life」を制作・演出して下さった誠意ある番組スタッフの方々から、大変熱心なお声掛けと温かい励ましを受け、この度、令和初の紅白に出場させていただく運びとなりました。
これまで私を支えて下さったファンの皆様、そして、新しい時代を一緒に歩いてゆく全国の皆様に向けて、深い感謝と共に心をこめて歌いたいと思います。竹内まりや(NHK公式より引用)
まとめ
竹内まりやさんの初出場、たのしみですね!
歌以外にも、コメントが聞けるのでしょうか。
テレビ出演があまり多くない方なので、これは絶対見逃せません!
2019年紅白歌合戦、楽しみです!