池江璃花子の病院はどこ?白血病完治や水泳存続は期待できるのか

白血病であることを公表した水泳選手の池江璃花子さん。

白血病の病状は大丈夫なのでしょうか?

完治や水泳存続・選手生命はどうなるのでしょうか。

池江璃花子さんプロフィール

名前:池江 璃花子(いけえ りかこ)
生年月日:2000年7月4日
出身:東京都江戸川区
身長:171cm
足のサイズ:26.5cm
職業:競泳選手
所属:ルネサンス
マネジメント契約先:株式会社ジエブ
専門:自由形とバタフライ
リーチ:186cm

 

2018年8月12日現在、個人種目12個とリレー種目9個、計21種目の日本記録を保持している池江璃花子さんは、幼少期に水泳を始め、早くから才能を開花させます。
池江璃花子さんの母親は幼児教室を運営しており、スポーツには早くから親しんでいたそうです。

 

池江璃花子さんの母親も教育熱心だったようで、生後2ヶ月頃から幼児教室に通って、超早期教育を受けていました。

雲梯(うんてい)が良い」と本で読んだ池江璃花子さんの母親は、池江璃花子さんが生まれてすぐ、雲梯に取り組みました。

生後6か月では母親の親指を握ってぶら下がっていた池江璃花子さんは、なんと1歳6か月の時に鉄棒の逆上がりができたそうです!

超英才教育ですね。

 

池江璃花子さんが水泳を始めたのは3歳10ヶ月で、兄姉が水泳をやっていた影響だったといいます。

 

5歳の時には、自由形・平泳ぎ・背泳ぎ・バタフライの4泳法すべてで50mを泳げるようになったという池江璃花子さん。

小学校のプールは一般的に25mなのを考えても、その倍の距離、しかもすべての泳法で泳げてしまった池江璃花子さんは、いくら英才教育を受けたとはいえ、才能があったのですね。





池江璃花子さんの記録保持がすごすぎる!

小学校時代に実力をつけた池江璃花子さんは、中学生になると入賞・優勝はもちろん、次々と記録を打ち破っていきます。

 

中学2年生の2014年4月には、第90回日本選手権の50m、100m自由形、50mバタフライに出場しています。
そして全ての種目で、中学生としてただ一人決勝に進み、さらに50m自由形では4位に入りました。

 

これがどれくらいすごい事かと言うと、「他の決勝進出者は全員大学生以上」ということからわかると思います。

 

そして8月の「第54回全国中学校水泳競技大会」50m自由形で、池江璃花子さんは当時の記録を破ります。
源純夏が1994年に樹立した当時最古の中学記録を20年ぶりに破った池江璃花子さん、0秒02更新する25秒60で優勝しました。

 

10月「ワールドカップ2014東京大会」50m、100m、200m自由形の3種目全てでも、短水路中学新記録を樹立するなど、池江璃花子さんの中学記録更新は目覚ましいものでした。

 

それのみならず、中学2年の終わり頃だった2015年1月には「東京都選手権」100mバタフライで、世界選手権の派遣標準記録に0秒23と迫った記録を出し、58秒27で優勝しました。

なんとロンドン五輪200mバタフライ銅メダリストの星奈津美さんに勝ったのです!

 

中学3年 全日本初制覇・世界選手権初出場・3種目の日本記録保持者になり、50mバタフライの予選で26秒41の中学記録を樹立します。
青山綾里さん(1996年に100mバタフライで優勝)以来、19年ぶりの中学生全日本チャンピオンとなりました。

 

中学生でもこれだけの記録を打ち立てた池江璃花子さんですが、その後も記録をとまりません。

 

高校1年の時には日本史上最多7種目での五輪出場・9種目の日本記録保持者になり、高校2年では史上初の日本選手権5冠を達成します!
さらに高校3年では、日本人初となるアジア競技大会6冠を達成しました。


2018年末には「自分の限界を超える」とコメントしていた池江璃花子さん。
周囲の期待も自身のやる気も大きかった池江璃花子さんに、まさかの「白血病」という病気が公表され、心配の声が上がっています。





池江璃花子さんが白血病を発表!「待たない」委員会

「持久力もスプリント力も強化したい。五輪の金、銀メダリストも参加するので、良い刺激をもらって帰ってきたい」

2019年1月18日からオーストラリアで合宿を行っていた池江璃花子さん。

2月10日に帰国予定でしたが、体調不良を訴えて、早めに帰国すると、2019年2月7日に発表していました。

 

そして2019年2月12日、池江璃花子さんは自身のTwitterで「白血病と診断された」と明かし、大きく報道されました。

 

2019年2月コナミオープン水泳競技大会と、4月の第95回日本選手権水泳競技大会など、公式競技会への出場は取り止め、療養生活に専念することになりました。

わずか3年で個人5種目の日本記録を、計29度も更新した天才スイマーの病状が気になります。

 

「東京オリンピック2020」を見据え、順調にトレーニングを積んでいた池江璃花子さんですが、思いもよらぬ難病発症。

 

「治療に専念し、一日でも早く、さらに強くなった姿を見せられるよう頑張っていきたい」

 

と池江璃花子さんは前向きなコメントをしているものの、心配です。

本来なら数々の大会に出場予定でしたが、今後は治療に専念せざるを得ません。

 

4月に行われる日本選手権も断念します。

これによって、五輪代表選考を兼ねる7月の世界選手権(韓国)にも出場することはできません。

 

オリンピックに出るには、来年4月の日本選手権標準記録を突破&2位以内に入ることが五輪代表入りの条件となると思われます。

 

日本水泳連盟は池江璃花子さんの白血病発症とオリンピック出場についてコメントを出しており、

 

「特別な猶予は考えていない。(標準)タイムを切ることと順位が求められる」

 

と、他選手にも公平となる判断を下しています。

 

オリンピック出場条件は、例外なく他の選手と同様に扱うという判断は、公正なものだと思いますが、池江璃花子さんの体調や病気の進行が心配です。





白血病は治るの?水泳選手生命はどうなる

白血病と言えば、難病の一つとして有名ですが、池江璃花子さんの白血病は完治するのでしょうか。

 

調べてみると、白血病にも、いろいろ種類があるようです。
種類によって回復までの時間が違うそうですが、どんなに早くても7~9カ月はかかるといいます。

 

さらに白血病の治療中は、絶対に運動してはいけないので、筋力が著しく低下してしまいます。

 

トップアスリートの池江璃花子さんにとっては致命的な、体力・筋力の低下。
2019年始めの強化合宿で「筋力強化」を課題としていた池江璃花子さんには、よりマイナス要因となってしまいます。

 

それよりも、まず池江璃花子さんの白血病は完治するのでしょうか。

 

そもそも白血病とは「血液のがん」です。

 

赤血球、血小板、白血球。

これらの血液細胞は骨髄でつくられるのですが、その過程で「がん」になるのだそうです。

そうして「がん化」した細胞「白血病細胞」は、骨髄内で増殖し、骨髄を占拠します。

がん化した「白血病細胞」が骨髄内を占領すると、正常な血液細胞は減少してしまいます。

 

症状としては貧血・免疫系の能力低下・出血傾向・脾臓(血液を貯蔵しておく臓器)の肥大などがあります。

 

しかし一口に白血病と言っても、急性のものや慢性のもの、進行状況や症状も違います。

 

<急性の白血病>・・・がん化した細胞が急速に増殖するもの
●急性白血病 •急性骨髄性白血病
•急性リンパ性白血病/リンパ芽球性リンパ腫
•急性前骨髄球性白血病  他

 

<慢性の白血病>・・・がん化した細胞がゆっくりと増殖するもの
●慢性白血病 •慢性骨髄性白血病
•慢性リンパ性白血病/小リンパ球性リンパ腫  他

 

<その他>
●成人T細胞白血病/リンパ腫
●骨髄異形成症候群  他

 

急性と慢性の白血病の違いは何でしょうか。

 

簡単に言うと、急性の白血病は、病状の進行が速いので、急に症状が現われ、早期診断・速やかな治療が重要となります。

 

慢性の白血病は、白血病細胞ができるようになっても、初期の段階では正常の白血球とほぼ同じ働きをするそうです。

しかも症状はゆっくりと進行するので、初期の段階ではほとんど症状がありません。

慢性白血病が見つかる時は、健康診断などで「白血球数の増加」から偶然見つかる場合が半数以上を占めるそうです。

定期検診は大事ですね。

 

慢性の白血病の初期症状がある場合は、どんな症状が出るのでしょうか。

 

倦怠感(けんたいかん)・食欲不振・寝汗を伴う微熱・体重減少・脾臓や肝臓の腫大など

さらに発熱や肺炎など感染の症状が現れることもあるそうです。

慢性の白血病となる場合には、かなり気づきにくいようですので、注意が必要です。

 

池江璃花子さんの場合は、身体の不調を訴えていたようですので、急性の可能性が高いです。

急性だった場合、病気の進行が早いので、一刻も早く治療をしなければなりません。




池江璃花子さんはツイッターで前向きなコメント!

白血病という難病を発症した池江璃花子さん。
しかし自身のツイッターでは、辛い気持ちを吐露するどころか、前向きなコメントや、ファンに向けて感謝のメッセージを発信しています。

ファンからの心が熱くなる応援の数々。

それに対しての池江璃花子さんの前向きなコメントに、涙が出そうです・・・!





 

 


 

病院は東京大学医学部附属病院が有力か?

 

 


 

白血病であることを公表した池江璃花子さん。入院先の病院がどこなのか、気になるところですが、どこの病院に入院するのかは公表されていません。マスコミなども押しかけたら大変なことになりますし、落ち着いて治療の環境を整えるためにも、公表されないと思います。

 

しかし池江璃花子さんが入院すると思われる病院は、池江璃花子さんが選択するであろう病院の条件から、ネットではある程度予測されています。

 

まず条件としては

「白血病の権威である病院」

「先進医療が受けられる病院」

「早期回復が見込める病院」

「スポーツ選手の治療に詳しい病院」

「秘密を守れる病院」

などがあげられます。

 

次に池江璃花子さんの出身地が

「東京都江戸川区であること」

「都内の学校に在籍していること」

などから、

 

「東京都内(もしくは近隣)の病院」

 

を選択する可能性が高いです。

 

 

 

 


 

これらを踏まえると、病院がかなり絞られます。 

 

 

 


 

東京大学医学附属病院

 

 

 


 

「東大病院」と呼ばれる病院。日本の最高峰・東京大学の医学部の附属病院であり、天皇陛下の手術も行う病院です。しかも東大病院は、東京都内の白血病の治療実績で1位ですので、医療技術の先進性と実績から、東大病院に入院する可能性は非常に高いと言われます。 

 

 

 


 

国立がん研究センター中央病院

 

 

 


 

「名医も行きたい病院ランキング」がん部門で1位か2位という高い順位に入る国立がん研究センター中央病院。がんを研究が専門の病院なので、「血液のがん」である白血病に対して、最先端医療が可能な病院です。しかも国立がん研究センター中央病院は、病院施設が非常にきれいなので、多くの著名人も利用しているといわれる病院です。

 

 

 

 


 

がん研有明病院

 

 


 

国立がん研究センター中央病院と同様に、「名医も行きたい病院ランキング」がん部門で1位か2位に入るがん研有明病院。やはりこちらも「がん研究」が専門の病院なので、最先端医療を受けることができ、白血病治療に強い病院の1つです。白血病は完治できない場合もある病気なので、患者さんも不安になります。また、診断や治療が難しい病気でもあります。

最初の病院で「生存率20%」と診断された患者さんが、セカンドオピニオン(別の医師に診断し直してもらい、1つの診断で誤りが起こることを防ぐ)でこのがん研有病院に診断してもらい、「生存率80%」という診断を受けたというエピソードも。

がん専門なので、処置できる治療や対応も、可能性の幅が広いのでしょう。

 

 




 

まとめ

東京オリンピック2020へ向けて調整中だった池江璃花子さん。

周囲の期待も高まっていた最中での、白血病の発症は、世間に衝撃を与えました。

 

誰よりも池江璃花子さん自身が一番ショックだったと思います。

 

一日も早い回復と、さらなる活躍の時を待ちたいです!




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