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大河いだてん視聴率ピンチにのん起用?低迷はまた芸能人のせい?

大河いだてん視聴率ピンチにのん起用?低迷はまた芸能人のせい?

好調な滑り出しで始まった2019年大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~』。
しかし第6話目で、早くも「視聴率1桁」という問題にぶち当たっています。

 

1年近く毎週放送されるNHK大河ドラマですが、このままで大丈夫なのでしょうか。

 

しかも視聴率問題の打開策として、女優の「のん」さんの起用まで持ち上がっているとか。

しかし『いだてん』の視聴率低迷は、のんさんが起用されたところで解決する問題なのでしょうか。

 

そもそも『いだてん』視聴率が落ちた原因は一体なんなのでしょうか?




初回好調だったのに!いだてん視聴率の変遷

初回の『いだてん』は非常に好調でした。
(大河ドラマはいつも初回好調なのですが、それは置いておきましょう)

 

初回放送後には、話に登場するエリートスポーツ集団「天狗倶楽部」がトレンド入りするなど、「クドカン節」炸裂に、期待が高まっていました。

初回視聴率は15.5%と好調でしたが、回を増すごとに徐々に下がり始めます。

 

第1話(1月6日 ) :夜明け前 15.5%
第2話(1月13日):坊っちゃん 12.0%
第3話(1月20日):冒険世界 13.2%
第4話(1月27日):小便小僧 11.6%
第5話(2月3日)  : 雨ニモマケズ 10.2%
第6話(2月10日):お江戸日本橋 9.9%

 

こうして見ると、1話1話のタイトルもこだわっているし、おもしろそうなものですが・・・。

2019年2月10日に放送された第6話は9・9%(関西地区8・0%)と1桁にまで落ち込みました。

第6話で1桁にまで落ち込んだのは、NHK大河ドラマ史上最速です。

 

毎回1%は必ず下がっているNHK大河ドラマ『いだてん』の視聴率。

このままで1年間大丈夫なのでしょうか。




過去に一桁台を記録した大河ドラマ作品

NHK大河ドラマの視聴率は、1989年(平成元年)以降から集計されています。

視聴率の低下っぷりが「いだてん」だと話題になってしまっているNHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~』ですが、NHK大河ドラマで平均視聴率1桁を記録した作品は他にもあります。

 

2012年「平清盛」 主演:松山ケンイチ(8月5日)7・8%
2015年「花燃ゆ」 主演:綾瀬はるか (4月12日)9・8%
2018年「西郷どん」主演:鈴木亮平  (10月7日)9・9%

 

過去に1桁台を記録した3作品を見てみると、ちょうどストーリーの”中だるみ”ができてしまうタイミングで視聴率1桁を記録しています。

近年は特に、視聴率が落ちやすい傾向にはありましたが、そうでなくても1年近く放送されるNHK大河ドラマでは、長すぎるためどうしても中だるみ”が生じやすく、どんな作品でも一時は視聴率が落ちるものです。

 

そんな中でNHK大河ドラマでは珍しい江戸時代以降の実話を参考にした『いだてん』。

2020年東京オリンピック直前ということもあり、さらにクドカン起用という「異色の作品」を狙ったでしたが、どうやら裏目に出てしまったようです。




打開策は「のん」起用?

視聴率が急激に落ち込んでいる『いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~』ですが、脚本は人気の”クドカン”こと宮藤官九郎とヒットメーカーを起用しています。

出演も中村勘九郎・阿部サダヲ・森山未來・杉咲花ほか、人気も実力も十分な俳優で固められています。

 

にもかかわらず、視聴率が記録的に急落してしまった『いだてん』。

 

NHKと”クドカン”といえば、2013年朝ドラ『あまちゃん』が大ヒットしたことが連想されます。

今回の『いだてん』には、脚本が“クドカン”こと宮藤官九郎、キャストの小泉今日子、橋本愛、ピエール瀧、勝地涼らは『あまちゃん』で出演している俳優ばかり。
しかも演出・音楽など、スタッフまでも”あまちゃんスタッフ”で固められています。

 

そんな中での視聴率低迷に、カンフル剤的に女優起用をするのでは、という噂が。

それは『あまちゃん』主演で人気を博した女優の「のん」さんです。

芸名:のん

本名:能年 玲奈(のうねん れな)※旧芸名も同様

生年月日:1993年7月13日 (25歳 2019年現在)

出身:兵庫県神崎郡神河町

身長:166cm

職業:女優、ファッションモデル、芸術家、歌手

所属:フリー(2016年7月より独立)

救助族事務所:レプロエンタテインメント

 

旧芸名・本名は能年玲奈(のうねん れな)さん。

これだけあまちゃんファミリーが揃っているにも関わらず、のんさんが出演していない方が不思議といわれる『いだてん』。

のんさんは元事務所とトラブルがあり、「能年玲奈」芸名も、本名であるにもかかわらず使用禁止になるなど、芸能界からつまはじきにされている部分がありました。

元事務所とのんさんとのトラブルが「まだ尾を引いているのでは」という話もありますが、2017年10月に、のんさん側が元所属事務所へ和解を申し入れたことが分かっています。

 

クドカン=宮藤官九郎さんも露出が激減してしまったのんさんを応援しているというので、ここぞというときの切り札としてのんさんを起用するのではないか、と期待が高まっています。

 

ネット上でも『いだてん』のんさん出演を待ちわびる声が多くあります。

今後、のんさんの『いだてん』出演もあるかもしれませんね!




『いだてん』視聴率低迷は俳優のせいなの?

放送開始からたった6話しか放送されていない、ストーリーの中では序盤の段階で視聴率1桁という、ワースト記録を達成してしまった『いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~』。

 

のんさんの起用が噂されますが、本当にのんさんの起用でなんとかなるものでしょうか。

NHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~』の視聴率の低下の原因は何なのでしょうか?

 

 

①わかりにくい

『いだてん』は金栗四三(かなくりしそう)の登場する昭和初期の時代と、その当時を振り返る古今亭志ん生が語り役となる戦後昭和の時代を、1話のなかで行ったり来たりします。

古今亭志ん生がどちらの時代にも登場しますが、若いころを森山未來、年を取った方をビートたけしさんが演じていて「同一人物」ということがわかりづらいです

そのため、まずどちらの時代にも「古今亭志ん生がいる」ということに気づくまでに時間がかかります。

 

画面や展開でも、時代の切り替わり表現が甘く、差別化されていないので、視聴者は「いまどこにいるのか」わからなくなってしまいます。

時代が切り替わって、しばらく会話が進んでから「あー!また時代が飛んでいたのか!」となることもしばしば。

これではドラマのストーリーを理解できません。




②主人公・金栗四三(かなくり・しそう)がマイナーすぎる

日本マラソンの父”と呼ばれてる金栗四三が主人公の『いだてん』ですが、「マイナーすぎてなじめない」という大河ドラマファンがいるようです。

 

確かに、大河ドラマと言えば「歴史物」という印象が強いですから、「義経」「信長」「新選組」などのように、テーマが解りやすく、盛り上がりどころも視聴者がある程度わかっているほうが、話題にもなりやすいのが特徴です。

 

しかし、世間が知らない人物をテーマにするということは、うまく作ればニューヒーローを生み出すチャンスでもあります。

金栗四三に非があるのではなく、むしろ「新しい話」「今までにないストーリーが見られるのでは」という期待を裏切ってしまったのではないでしょうか。

つまり、作品で主人公をうまく紹介できていないのでは?というのが個人的な感想です。

 

どちらかというと、うまくいかないのを金栗四三さんのせいにしないで・・・というのが、いち視聴者としての気持ちです。




③テンポがNHK大河ドラマにあわない

クドカンといえば展開がトントンと早く、小気味良いストーリーで視聴者を魅了する特徴がありますが、大ヒットした『あまちゃん』は、15分という朝ドラ特有の放送時間にハマったのでは、というのです。

NHK大河ドラマには「それが合わないのでは」と言われています。

 

たしかにあれだけアップテンポだと、15分という短時間の朝ドラにはちょうどいいです。

しかし大河ドラマは1回の放送時間が「45分のCMなし」と長く、あまりにも慌ただしくストーリーが展開していくことになります。

 

『いだてん』風に表現するならば、朝ドラは「短距離走」、NHK大河ドラマは「長距離走」という感じ。

ペース配分ややり方が同じでは、全体が壊れてしまいます。

 

当方でも『いだてん』は面白そうだから毎回観よう、と意気込んでいたのですが、実際に3話目から見なくなりました・・・。

 

なにしろ忙しいテンポで、見ていて疲れてしまうのです。

そして「毎週この騒がしいドラマを見るのか・・・」と観る気が失せてしまいました。

※個人的感想です。

 

つまり「たまに」「全話数が少ない」というドラマならピッタリではないか、と思います。

NHKなら、夜放送のドラマで全6話放送、などの番組枠がありますから、そういった短編~中期的な作品だったら、毎回楽しみにできたのでは・・・という気持ちです。

 

せっかくコミカルで、俳優陣が魅力的な演技をしているのに、次回が楽しみ!とならない、不思議な現象が起きているような気がします。

テンポが速すぎるのは、①シーンが時代を行き来するのがわからない、ということにもつながり、悪影響を及ぼしているといえるでしょう。

 

マラソンではないですが、「ペース配分」がまずいのではないでしょうか。




④以上をふまえて「高齢者おいてけぼり」に

アップテンポに慣れた若い世代は、こういったテンポでもついていける人も多いでしょう。

「若者の大河ドラマ離れ」は以前から言われているので、『いだてん』は若者向け対策が施されているのかもしれません。

 

しかし、NHK大河ドラマは、高齢者が楽しみにしているのもまた事実。

 

年齢層が広く視聴しているのが、NHK大河ドラマの特徴でもあります。

 

『いだてん』はクドカン起用ですし、若手も旬な俳優を多数起用しています。テンポもコメディー要素も多く、若者にも受け入れやすいように作られています。

しかしそういった「若者を大河ドラマに引き込もう」と路線が偏ってしまったことが、返って裏目に出ているのではないでしょうか。

 

もしかしたら、今までの大河ドラマ視聴者を手放すことになっているのかもしれません。



みんなの感想は?

視聴率低迷について、色々な要因がありそうな『いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~』ですが、実際にみんなどう思っているのでしょうか。

ネットでの反応をまとめてみました。

 

脚本、演出の問題というよりも低視聴率の原因はずばり時代背景では?
大河お馴染みの戦国時代や幕末が舞台でないから。
大河自体ここ数年視聴率が全盛期には到底及ばない上に近代の話なら視聴率が低いことは分かり切ったはず。
私はけっこう楽しんで観てますけどね。

 

東京五輪と言えば1964年しか知らない人もいるのかな?1940年に開催地に選ばれながら日中戦争の長期化から返上するに至った、幻の東京五輪を描かないと64年開催の重みは表せない。当然32年の開催地決定に至るまでの経緯も描く事になる。初参加があって開催地になるのだから、ここまでさかのぼるのは必然。こういった作品を作ろうとしたスタッフは素晴らしいと思う。のんはまだまだ難しい立場だけに、視聴率が上がっても少しならこの先が厳しくなる。

 

クドカン作品なので、とりあえず見続けていますが、
大河と思うには、近現代だし、
騒がし過ぎる印象だし、
何より、東京五輪を盛り上げようという、国の魂胆がありあり。

プロジェクトX的な第1回東京五輪の特番にした方が、重みがあって良かったのかも。
阿部サダヲさんが出てくる後半には良くなってくるのを期待するところ。

 

5話まで見ましたが、丁寧な作りでとても面白いです。どこまで史実かわからないけど魅力的なキャラもたくさんいますし、昭和初期ごろの世界観が興味深く、背景まで見入ってしまうほどです。

でも、たしかにわかりづらい。
たけしと森山未來(未来と過去)がナレーションで交互にセリフを言ったり、凝りすぎ。そのたけしの滑舌が悪すぎてせっかくのオチも聞き取れなかったり。全体的にワーワー騒いでるシーンが多いため字幕が欲しくなったり。地味にストレスが溜まります。

 

細かいところで改善の余地はかなりありますが、つまんないとか雑だとかは決して無いので、悪くはないです。ドラマとして面白いです。大河枠じゃなかったらなあ…。視聴率に繋がる層からウケずとも、凹まないでもらいたいです。




まとめ

視聴率1桁台に最速突入してしまった『いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~』。
今後のストーリーはどうなっていくのでしょうか。

のんさん起用もあるといいですね!

『いだてん』や東京オリンピック2020が盛り上がることを期待します。



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