食べると寒い!?原因や対策を調査!その1・食後低血圧
食事のあと、「だるい」「眠くなる」など、多くの人が感じたことがあるかと思います。
身体があったかくなって、「もう少し休憩していたいなぁ」なんて、思いますよね。
しかし、それを超えて「眩暈がする」「寒い」と感じた人は要注意!
周りの人に「食事のあと、寒いんだけど・・・」と訴えても、本人はつらいのに、変人扱いされるだけですが、大事な身体のサイン!
しっかり対策をとりたいですよね。
今回は、食後の「寒い」について、見ていきたいと思います。
食後の「寒い!」は低血圧?
食後の眠気などで連想されるのは、「低血圧」と、多くの人が思うのではないでしょうか。
体に食べ物を入れたことで、消化しようと、身体の血液が胃腸に集中するため、一時的に血圧が下がる、というイメージをお持ちではないでしょうか。
実際に、食後に血圧は低下しますが、本来なら身体が自動的に血圧に調整をかけるため、食事をしても、血圧は一定のままになるので大丈夫なわけです。
しかし、食後低血圧の方は、代謝をコントロールする自律神経などが上手く機能せず、食後に血圧が過度に低下してしまいます。
そのため、 眠気だけでなく、めまいやふらつき、酷い場合には転倒してしまうこともあります。
食後低血圧はなぜ起きる?
原因は、加齢や病気と考えられています。
自律神経の乱れが大きくかかわるので、心的ストレスも要因の1つに考えられます。
「食後低血圧かも?」と思ったら、食前と食後に血圧を測って、比べてみてください。
食後の数値が低ければ、食後低血圧の疑いがあります。
食後低血圧の対策は?食事編
食事の際の対策としては次のとおり。
・栄養バランスのよい食事をする
・食べ過ぎない(炭水化物や糖類は特に)
・ゆっくり食べる(一気に食べると、胃腸に血液が集中しやすい)
・すごく細かくなるまでよく噛む(内臓での消化に負担をかけない)
・カフェインをとる(血管を収縮させるので、低血圧予防になる)
・食後の休息をしっかりとる(1時間以上)
食後低血圧の対策は?日常編
代謝を上げるためには、食事の際の注意だけでは足りません。
・運動かストレッチをする
・筋肉を増やす(代謝があがる)
食後低血圧の対策は?栄養補助食品編
食事をしっかりとったうえで、栄養補助食品なども利用していくのもいいでしょう。
・酵素を摂る(天然由来のもの。消化酵素を助けるため)
・梅干しや梅干し番茶など、胃腸虚弱に効くものを摂る(エネルギーを熱に変える力を)
まとめ
食後に寒くなるの、とてもつらいですよね。
しかし、体全体の機能やめぐりが原因なので、一朝一夕にはいきません。
自分の体に「おつかれさま。いつもありがとう」と感謝しながら、しっかり向き合っていきましょう。
そして、長く続いたり、倒れそうになったりするならば、すぐにお医者さんの判断を仰ぎましょう。
くれぐれも無理はしないでください。
あなたの体を大切にしてあげてください。