ノニの効能・抗うつはホント?アナタのあらゆる悩みが解決するかも!
一時、爆発的に流行した、ノニジュース。
この「ノニ」というスーパーフード、うつに効くというのですが、本当でしょうか。
さらに、「細胞がよみがえる」ので、免疫力アップ・アンチエイジングにも期待というのです。
薬や薬品、ケミカル(化学製品)に頼らずに、うつに対抗できたら、本当に良いですよね!
さっそく、気になるノニジュースについて、見ていきましょう!
そもそもノニジュースとは
ノニとは、植物の名前です。
インディアン・マルベリー、ヤエヤマアオキ、モリンダなどという別称も持っている、常緑樹です。
太平洋諸島、東南アジア、オーストラリア、インドにも生息しており、溶岩流地形を好む植物であるノニ。
東南アジア(インドネシア他)・太平洋諸島(タヒチ他)そのほかの地域で食べられている植物で、昔から、赤や黄色の洋服の染色にも利用されてきました。
最近はその栄養価や効能について、世界中で注目を集めています。
東南アジアや太平洋諸島などの原産国では、ノニの果実や葉だけでなく、根、種子、樹皮なども食べられてきました。
そして民間療法のような形で、あらゆる疾病・症状に、薬のような使い方をしたり、健康食品として使用しているそうです。
日本でも売っているノニジュースは、ノニの実から作ったジュースです。
ノニは何に良いの?
ノニジュースを飲んだら、体のどんなことが改善するのでしょうか。
ノニの効果については、ありすぎて具体的に言うのは難しい、という特徴があります。
「その人の体の悪いところに訴えかける」とも言われています。
たとえば、疝(せん)痛、便秘、吐き気、咳、発熱など、風邪や軽度の症状はもちろんですが、マラリア、痘そう( 天然痘)、脾腫、がん、白内障といった重い病気にも「改善した!」という声はよく聞きます。
ほかに、うつ病、関節炎、糖尿病、高血圧など「どうしたら治るの・・・」というような悩みにも、「よかった」という声は多く聞きます。
さらには、飲むだけではなく、やけど・創傷に塗ってもよいとのこと。
おもしろいのは、口内炎が出来た時に、ノニでうがいをしていると改善した!という声が多くあることです。
たいしたことないようで、意外とつらい口内炎。
これが良くなるなら、試してみたくなりますよね!
ノニを飲んじゃダメな人もいる!
ノニジュースは、「からだに良い」として、日本ではおもにジュースで販売されている果物です。
しかも、がんやうつ、白内障などにも良いと聞けば、誰だって飲みたくなりますよね!
しかし、「からだに良い」とはいえ、ノニジュースを飲んではいけない人がいます。
それは「腎臓病患者」の方。
ノニには、多量のカリウムが含まれています。
腎臓病患者がノニジュースを飲んで、血中カリウム値が高くなった、という報告があります。
トマトなどにも注意しなければならない、腎臓病患者の方ですから、ノニは飲んではいけません。
ノニの抗うつは実証されている!
ノニの抗うつは、米Morindaと日本医科大学 スポーツ科学の三上俊夫 准教授らが合同で研究を行っていました。
「ノニ果汁の精神疲労への有用性」という研究でしたが、ノニ果汁の摂取で、うつ状態が改善する可能性がある、と発表しています。(2013年5月発行「日本未病システム学会誌」掲載)
さらに、ノニを摂取したうつ病患者の多くが、「うつ病状の著しい改善が見られた」という報告があります。
うつ病や軽躁病(過度の興奮状態ー軽躁病、無気力状態ーうつ病)など、感情障害を持つ人々が、ノニを摂取することで安定する傾向にあるのです。
ノニジュースは薬ではなく食品ですから、ためしてみたいですね!
ただし、当然体に合わない場合もありますから、すでに医者にかかっている方は、お医者さんと相談してから、薬とぶつからないかなどを確認したうえで、摂取することをおすすめします。