乳液とクリームの違いは何?両方使うもの?
スキンケアアイテムといえば、化粧水・乳液・美容液・クリームなどが思い浮かびますよね。
でも、これだけ使うのは正直面倒と思っている女性は、少なくないはずです。
お肌のためとはいえ、いそがしい現代女性には、これだけ手間をかけるのは、かえってストレスになる場合もあります。
「どれか省略したい・・・」
と思ったときに悩むのが、乳液とクリームの違い。
そういえば、乳液とクリームって、何が違うのでしょうか。
乳液とクリームの役割
まず、洗顔をした後には化粧水を使うと思いますが、この化粧水の役割は、「お肌に水分を補給すること」にあります。
しかし、お肌に与えた化粧水の水分は、そのままだとすぐに蒸発してしまいます。
お肌にのせた化粧水の水分が蒸発しないようにするために使うのが、乳液・クリームの役割なのです。
つまり、乳液とクリームの役割は、ほとんど同じと言えます。
乳液とクリームの違いは?
化粧水の水分が、お肌から逃げないようにする、大切な役割を持っている、乳液とクリーム。
では、一体何が違うのでしょうか。
乳液とクリームの違いとは、一般的には「水分と油分の割合」の差だと言われています。
①乳液
・クリームより水分多め。
・保湿もしながら水分を閉じ込める。
・テクスチャー(使用感)がクリームよりなめらか。
・クリームが苦手な人におすすめ。
②クリーム
・乳液よりも油分が多い。
・保湿、保護に最適。
・テクスチャー(使用感)は乳液より重め。
スキンケア、つける順番は?
スキンケアラインを使うときに、つける順番として、一般的には次のようになっています。
①化粧水 → ②美容液 → ③乳液 → ④クリーム
また、メーカーによっては、①と②が逆の順番の場合もあります。
①美容液 → ②化粧水 → ③乳液 → ④クリーム
このあたりは、メーカーの開発次第になってくるので、メーカーの説明にしたがって使うのが一番良いです。
乳液とクリーム、どっちかだけを選ぶなら?
非常に似た役割を担っている、乳液とクリーム。
ですが、メーカーによって、役割が微妙に違ってくるのも、この乳液とクリームです。
乳液で水分の蒸発を抑え、クリームで水分を長時間保つベールをつくって、 水分を確実に閉じ込めるスキンケアラインもあります。
また、乳液が化粧水よりも先、というスキンケアラインもあります。
これは、化粧品メーカーによって違うので、そのメーカーに従うことをオススメします。
違うシリーズで使ってしまうこともありますが、内容がわかっていないと、役割がかぶってしまったり、逆に効果が欠けてしまったりします。
「どっちも使うのは、正直面倒くさい・・・」
という方は、手間の少ないラインで揃えるのも、1つの手かもしれません。
せっかくのスキンケア、続かなければ意味がないですからね。
自分に合ったスタイルで使っていけるかどうかも、スキンケア選びでは大事なポイントです。