カカオバターがボディ・フェイスクリーム・日焼け止めに!?保湿や美容効果がすごい!
様々な種類がある美容オイル。
種類が多いので、「オイル使うといいよ!」と聞いても、どれを使ったらいいのか、悩んでしまいませんか?
そこで、今回おすすめしたいのが「カカオバター」。
カカオって、あの食べるカカオ!?
そうなんです。
実はカカオ、肌に塗ると、非常に美容効果を発揮すると言われているんです!
今回は、カカオバターに秘められた、うれしい美容成分をご紹介しちゃいます!
カカオを肌に塗る!?
肌に塗る植物性オイルと言えば、
アルガンオイル
ココナッツオイル
シアバター
オリーブオイル
ホホバオイル
などなど、ちょっと考えただけでも色々思いつくと思いますが、カカオが原料の「カカオバター」もその中の一つ。
カカオといえば、チョコレートやココアなど、食品のイメージが強い植物ですが、カカオバターの美容効果が、最近知られつつあります。
カカオバターは、ココナッツオイルやアルガンオイルなど、すでにメジャーな美容オイルに劣らず、美容効果が高いと言われているんです。
カカオバターを美容に使うのは、欧米や中南米では既に注目を集めていて、保湿効果だけでなく、エイジングケアやリラックス効果など、様々な効果が期待できると人気なのです。
顔・ボディクリームに使える!
カカオバターは、顔はもちろん、ボディクリームとして使用することもできます。
逆に、皮膚が薄くデリケートな唇にも、カカオバターが使用可能なので、非常に安心です。
さらにカカオのいい香りがしますから、気分もリラックス!
ストレス解消にも効果的ですね。
保湿がすごい!
カカオバターに含まれているオレイン酸。
このオレイン酸は、美肌を作るためにはとても大事な脂質ですが、カカオバターにはなんと30%以上もの割合で含まれているんです!
カカオバターを塗ることにより、このオレイン酸が、皮脂の蒸発を防いでくれるので、乾燥の予防・保湿になるんです。
オレイン酸は、もともと体が作り出せる物質で、皮脂を構成する成分でもあります。
つまり、カカオバターは、肌成分と同じものをもっているため、肌に浸透しやすくて肌なじみが良いのです。
「カカオバターを塗っても大丈夫なの?」
と不安に思う方もいるかもしれませんが、ベタつかずサラっとして、使い心地はよいでしょう。
アンチエイジングに良い!?
ココアバター、カカオバターを肌に使うと、保湿のほかにはどんな効果が期待できるのでしょうか。
先ほどご紹介したとおり、カカオバターには、オレイン酸が含まれています。
オレイン酸といえば、最近、食用オイルでも有名な成分です。
植物油に多く含まれている「不飽和脂肪酸」であるオレイン酸。
LDL(悪玉)コレステロールを上昇させないといわれていることから、食用オイルでも「オレイン酸配合」を謳う商品が増えてきました。
オレイン酸は、酸化しにくい性質をもっていて、抗酸化作用への期待ができるということで、アンチエイジングにも良いというわけです。
オレイン酸は、実は体内でも作り出すことができるのですが、外部から摂取することも可能な、便利な栄養素。
カカオバターのほかに含有量の多いオイルは、べに花油(ハイオレイック)、オリーブオイル、キャノーラ油(なたね油)などがあります。
カカオバターの主成分は、オレイン酸の他にも、パルチミン酸、ステアリン酸などがあります。
これらは肌ストレスや活性酸素(老化の原因)に対抗するはたらきをもっているので、カカオバターは天然素材でありながら、アンチエイジング効果が期待できるのです。
さらにパルミチン酸は、皮膚の代謝を正常に保ってくれるので、カカオバターを塗るだけでシワの予防にも効果があると言われています。
火傷・傷にもOK!?
カカオバターの魅力といえばは、なんといっても火傷や傷、怪我にも使えるところ。
しかも、火傷やケガなど、残ってしまった傷痕に塗ると、傷痕を薄くしてくれる効果があるとのこと!
毎日あきらめずに使うことで、徐々に目立たなくなるそうです。
ヘアケアにも!
カカオバターは、ボディや顔だけでなく、髪にも使えます。
髪に少量塗ると、ヘアケアとして使えます。
乾燥だけでなく、カラーやパーマの傷みにもよく、しっとり・まとまりのある髪質になることが期待できます。
使い方もカンタン。
入浴後の濡れた髪に塗るだけで、ダメージケアになります。
日焼け止めに使える!?
カカオバターのすごいところは、日焼け止めとしても使えるというところです。
オイルには、太陽に当たるとかえって肌にダメージを与えるものも多くあるので、日中に使うのには注意が必要です。
しかし、このカカオバターは、日中でも肌に塗ってOK!
カカオバターに含まれるビタミンEが、紫外線を防いでくれるといわれます。
そして何より、カカオポリフェノール。カカオポリフェノールは、最近よく研究されてきて、「紫外線を浴びた肌が赤くなるまでの時間を遅らせる」効果があるとわかってきたのです!
実際、エクアドルの原住民は、昔からカカオバターを使って、傷や火傷の治療に使っていたといいます。
さらに、カカオバターの主成分の1つ「パルミチン酸」は、抗酸化作用、つまりエイジングケア効果もさることながら、日焼け止め効果も期待できます。
なにしろ、市販の日焼け止めにも使用されている成分なのです!
そんな成分が、カカオバターという、完全天然なものから利用できるなんて、すごくうれしいですよね!
カカオバターは植物の天然由来のアイテムであることから、敏感肌な方でも紫外線からお肌を守るアイテムとしてご使用頂けます。
一般的な日焼け止めは、ケミカル(化学)や石油由来のものが使われているため、肌荒れや発がん性の危険があるとされています。
カカオバターにすれば、そんな危険は考えられませんし、美容のための成分を与えながら、保湿もしてくれるのです。
こんなにうれしいことはないですよね!
「日焼け止めを使っていると、なんとなく肌が荒れる気がして・・・」
「日焼け止めって、肌乾燥しない?」
という方は、カカオバターに変えてみるといいかもしれません。
お肌を柔らかくしてくれる!?
実は、カカオバターを肌に塗ると、肌を柔らかくしてくれるというのです。
なぜかというと、カカオバターには、肌の角質を柔らかく整える作用があるからです。
皮膚の固さは、角質の固さであり、角質が固くなると肌が固くなるだけでなく、毛穴がふさがれてしまうので、毛穴の黒ずみの原因となってしまったり、ニキビや吹き出物の原因にもなってしまいます。
そこでカカオバターを塗れば、肌を柔らかくしてくれて、毛穴の黒ずみになる皮脂や、不要な角質をしっかり除去するのに役立ちます。
人によっては、洗顔後に塗り込んだ時に、古い角質がポロポロ取れるという人もいます。
(※しつこくやりすぎるとかえって肌を傷める可能性があるので、要注意です。慌てず、毎日やさしく使いましょう。)
皮膚が固くなるといえば、肘、ひざ、かかとですよね。
保湿力も抜群ですが、肌を柔らかくしてくれるので、肘・ひざ・かかとにも、もちろんオススメできます。
毎年かかとがひび割れて・・・という方は、早めから塗り込んでおくと、例年の冬と違って、快適に過ごせるかもしれませんよ!
まとめ
いかがでしたか?
美味しいカカオに、こんな効果があったなんて!
驚きですよね。
ぜひお試ししてみてはいかがですか?