酵素の摂取は無意味!?生酵素でも効果や効能はないの?

酵素の摂取は無意味!?生酵素でも効果や効能はないの?

 

美しさや健康を保つアイテムとして、すっかり欠かせないものとなった酵素ドリンク。

酵素を摂取することで、代謝や消化の助けになる、というのです。

酵素ドリンクは、ファスティング(断食)や、不足しがちな栄養補給にも使われることが多く、とても便利です。

 

しかし、そんな酵素ドリンクの摂取は「無意味」だというのです!

本当でしょうか?

 

もし酵素や生酵素が無意味なら、実際に効果を実感している人がいるのは、何故なのでしょうか?

 

今回は「酵素」「生酵素」の商品は無意味なのか、「酵素」とはいったい何者なのか。

気になる酵素について、見ていきます!

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そもそも酵素とは何?なぜ必要なの?

「酵素」がなぜ体に必要なのか、ご存知でしょうか?

 

酵素は「タンパク質」です。

そして酵素は、カラダのなかで重要な役割を担っています。

 

代謝酵素、消化酵素と、二種類が知られていますが、ヒトの体内にあるとされている酵素は、なんと約5,000種類

 

なぜかというと、酵素は、タンパク質ならタンパク質、脂質なら脂質しか分解できないのです。

どうりでこんなに種類が多いわけですね。

 

 

人が生きていくのに必要不可欠な酵素ですが、実はこの酵素たちは、体温が1℃が下がると、働きが50%も低下してしまうのです!

酵素は代謝や消化に必要、と先ほど説明しましたが、酵素が働かないということは、代謝・免疫・ホルモンバランスなどが乱れ、体調不良の原因となってしまうのです。

 

話題の「温活」も、もとをたどれば「酵素」に行きつくわけですね!

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市販の酵素はしんでいる!?

酵素の働きが悪ければ、カラダは不調となってしまうことがわかりました。

それで、酵素ドリンクなどが話題になっているわけですね!

 

しかし、「市販の酵素はしんでいる」と、テレビで放送され、衝撃がはしりました。

 

ことの発端は「今でしょ!」のフレーズでおなじみとなった、林修さん。

2018年11月18日「林先生が驚く初耳学!」で、林先生が「市販の酵素ドリンクの酵素はしんでいる」と発言したのです。

 

いったい、どうして市販の酵素はしんでいるというのでしょう?

 

酵素は、体温が1℃下がると、働きが低下することは説明しましたが、酵素の働きには、適温があり、人体で働いている酵素は、体温前後が適温となります。

これらの酵素は、60℃くらいまで温度が上がると、しんでしまうのだそうです。

 

しかし、酵素ドリンクを販売するにあたって、日本の食品衛生法では「65℃以上(85℃以上の場合もあり)」で「加熱殺菌」しなければならないという決まりがあります。

つまり、「市販の酵素ドリンクの酵素はしんでいる」となるわけです。

(酵素はタンパク質なので、正確には、「こわれる」などの言い方が正しいような気もしますが・・・。)

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じゃあ酵素ドリンクって一体何?

酵素がしんでいるとすれば、酵素ドリンクとは、一体なんなのでしょう?

 

多くの場合は、「補酵素ドリンク」と言えます。

 

「補酵素」とは聞きなれない響きですが、要するに、「酵素をサポートする栄養素」です。

 

酵素のなかには、1人では働くことの出来ない酵素もいます。

そういった酵素たちが働くために必要なのが、「補酵素」なのです。

 

補酵素が欠乏することも、酵素の働き低下の原因、つまり体調不良につながっていくわけです。

ですから、補酵素を摂取することで、酵素の働きを補おう!というのが、いわゆる「酵素ドリンク」の主な役割といえます。

 

ちなみに、これら補酵素は「コエンザイム」といわれるものです。

よくCMで耳にする「コエンザイム」とは、補酵素のことだったんですね。

 

では、補酵素とは、具体的に何を指しているのかと言うと、実はおなじみの「ビタミン」「ミネラル」なんです。

たくさんあるので、代表的なものだけ見てみると、よく聞く栄養素ばかり!

 

ビタミンB1:糖質(炭水化物)の代謝
ビタミンB2:糖質(炭水化物)や脂質
ビタミンB6:たんぱく質の分解・再合成
ナイアシン:糖質、脂質、たんぱく質の代謝
葉酸   :たんぱく質と核酸の代謝。
マグネシウム:糖質、脂質、たんぱく質の代謝

 

カラダに吸収されたあと、こんな風に活用されていたんですね!

 

酵素を応援するドリンク、として活用するのがいいでしょう。

あとは、商品それぞれの内容物や品質にこだわって購入を考えればいいわけです。

 

何も林先生も、「カラダに悪い」と言っているわけではありませんしね!

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生酵素には効果があるの?

加熱がダメなら、生酵素はどうなのでしょう?

 

「生酵素」の商品は、「非加熱」を謳っています。

つまり、酵素が活性化したまま、商品化されているので、「酵素をそのまま摂れますよ」ということになります。

技術が発達した今、特殊な方法を使ってサプリメントやドリンクで摂ることができるようです。

(信憑性・信頼性は、各メーカーごとに異なるとは思いますが・・・)

 

生酵素を摂りたい!と思った場合、どういった方法があるのでしょうか。

 

まず1つ目は、生の食材を食べること。

生野菜や刺身などを食べることで、酵素を壊さずに摂取するというものです。

グリーンスムージーがその代表格ですね。

 

もう1つは、先ほど紹介したように、サプリメントやドリンクから摂る方法です。

特殊な方法を用い、非加熱で作られた生酵素サプリメントやドリンクは、酵素活性が確認されているようです。

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まとめ

忙しいと、サラダや刺身などを摂りづらかったりしますし、グリーンスムージーも手間がかかります。

買うとそれなりの金額なので、毎日続けにくい・・・。

やっぱりサプリやドリンクを選びたくなりますよね。

 

中身をキチンと確認して、安心して摂れるものを探し、快適ライフを目指しましょう!

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